【8ヶ月〜】終わらないワクワク!
「無限ハンカチ」で色の変化と連続性を楽しもう
出しても出しても、まだ出てくる!
1枚のハンカチを引っ張り出せるようになると、赤ちゃんは「出した後の空っぽの箱」に少し物足りなさを感じ始めます。
そこで、ハンカチ同士を結んでつなげた「無限ハンカチ」の出番です。
次から次へと溢れ出すカラフルな布。この「終わりそうで終わらない」連続性が、赤ちゃんの「もっとやりたい!」という好奇心を強烈に刺激します。
なぜ「つなげる」の?(教育的ねらい)
単純な引っ張り遊びに「変化」と「長さ」が加わることで、脳への刺激がより複雑になります。
色の変化を楽しむ(色彩感覚):
次に出てくる布が何色か、視覚的な変化を楽しみます。「次は赤だね」「青が出てきた!」という声掛けが、語彙力を豊かにします。
連続性の理解(予測): 「引っ張れば続く」という感覚が、物事には続きがあるという時間的な概念や、予測する力を育てます。
集中力の持続: 1枚で終わる遊びよりも、長い時間をかけて取り組む必要があるため、一つのことにじっと取り組む「深い集中力」の練習になります。
材料と道具
お家にあるハンカチですぐに作れますが、結び目に一工夫するのがポイントです。
身近なもので手作り(DIY派)
- 容器:
- 以前使っていた引っ張りボックス(おしりふきケースやミルク缶など)。
- 中身:
- 複数枚のハンカチやスカーフ。
ポイント:ハンカチの角と角を固結びでつなげます。結び目が大きすぎると穴に引っかかるので、シュルッと通るくらいのサイズに調整してください。
おすすめの手作り素材はこれ!
適度な重みのある木のティッシュボックスと、引っ張り出しやすい柔らかなスカーフの組み合わせがおすすめです。
遊びへの誘い方(提示)
「変化」を強調して見せてあげましょう。
準備と実演
準備: 全てのハンカチを繋げ、蛇腹(じゃばら)状に折りたたんで箱に詰めます。一番上の端だけ少し出しておきます。
実演(ゆっくりと):
① 最初の1枚をゆっくり引き出します。
② 次の色の結び目が見えてきたところで、少し動きを止め、「あ!」と驚いた表情を見せます。
③ そのまま2枚目、3枚目と引き出し続け、箱の周りがハンカチの山になる様子を見せます。
誘う
「中には何が隠れているかな?」と、お子さんにバトンタッチします。
ステップアップとリカバリー
まだ難しそうな時は(リカバリー)
枚数が多すぎると、途中で飽きてしまったり、引っ張る力が続かなかったりします。
まずは2枚だけをつなげた「ミニ無限ハンカチ」から始め、成功体験を積み重ねていきましょう。
簡単にできるようになったら(ステップアップ)
全ての布を出し終えたら、今度は「中に入れる」練習です。
クシャクシャと布を丸めて箱に押し込む動作は、指先の力を抜く・押し込むという新しい運動になります。
さらに、ハンカチの中に小さなおもちゃを隠して「宝探し」のように引き出す遊びへと発展させるのも、1歳を過ぎた頃のお子さんに大人気です。