【離乳食〜】「足がつく」だけで食べる量が変わる?
ハイチェア選びの絶対条件
なぜ、「足がブラブラ」だと食べないの?
大人がバーカウンターの高い椅子に座って、足をどこにもかけずに食事をすることを想像してみてください。
落ち着かないし、硬いお肉を噛み切ろうとすると力が入らないはずです。
赤ちゃんも同じです。足がついていないと、以下の3つの大きなデメリットが発生します。
「噛む力」が入らない(咀嚼不足):
人は硬いものを噛むとき、無意識に足で地面を踏ん張ります。足が浮いていると顎に力が伝わらず、丸飲みしたり、食べるのが嫌になったりします。
姿勢が崩れて疲れる(集中力低下):
足場がないと体幹(体の中心)が安定しません。身体を支えるのに精一杯で、手先(スプーン操作)に集中できず、すぐに疲れて「もうイヤ!」とぐずり出します。
誤嚥(ごえん)のリスク:
姿勢が崩れて猫背になったり顎が上がったりすると、気道確保が難しくなり、食べ物が詰まるリスクが高まります。
「足の裏全体が床(板)についている」ことは、食事を楽しむためのスタートラインなのです。
失敗しないハイチェア選び:見るべき「3つのポイント」
デザインや掃除のしやすさも大切ですが、機能面では以下の条件をクリアしているものを選びましょう。
1. 足置き板の「高さ」が細かく調整できるか
赤ちゃんは数ヶ月で身長が大きく伸びます。「足置きはあるけれど、届かない」「固定式で膝が窮屈」では意味がありません。
成長に合わせて、膝が90度、足首が90度になる位置に板を動かせるタイプ(トリップトラップのような階段状のものなど)がベストです。
2. 足置き板の「奥行き」が十分にあるか
つま先しか乗らないような狭い板では、踏ん張れません。
足の裏全体がしっかり乗る広さがあるか確認しましょう。
3. 背もたれとガードのフィット感
腰が座ったばかりの時期は、椅子の中で身体が左右に揺れてしまいます。
別売りのクッションやタオルを挟んで、隙間を埋められる構造かどうかもチェックポイントです。
おすすめのハイチェアはこれ!
これら3つの条件をすべて満たし、成長に合わせて細かく調整できる名作チェアです。
今ある椅子でなんとかしたい!(調整アイデア)
「もう買っちゃったよ!」「いただきもので足が届かない…」という場合も、諦める必要はありません。
DIY精神で、「擬似的な床」を作ってあげればOKです。
電話帳や雑誌の束をガムテープで固定
足置き板の上に、足が届く高さになるまで雑誌を重ねて固定します。
空き箱や牛乳パック椅子を活用
硬めの空き箱の中に新聞紙をぎっしり詰めて強度を出し、足置き板に乗せます。
100円ショップのジョイントマット
必要な厚さに切って重ね、結束バンドなどで固定します。クッション性もあり滑りにくいのでおすすめです。
まとめ:食事は「スポーツ」だ!
食べるという行為は、口だけでなく、手、目、そして「足」を使う全身運動です。
一流のアスリートがフォームを大切にするように、赤ちゃんにも「踏ん張れる環境」を用意してあげましょう。
もし今、食事がうまくいかずに悩んでいるなら、まずは足元に雑誌を一冊挟んでみてください。
それだけで、驚くほどパクパク食べ始めるかもしれませんよ。