「ひゅう〜、くるくる!」風の道をデザイン!空気の流れを視覚化する「風向・風速オブジェ」DIY
「ママ、これ、ひゅう〜!」と、ベランダで洗濯物が風に揺れるのを見て、目を輝かせるお子さん。目に見えない風の存在を感じ取っているのですね。でも、風ってどこから来て、どこへ行くんだろう?どうして早く吹いたり、ゆっくりだったりするんだろう?そんな子どもの素朴な疑問に、一緒に「見て、触って、感じて」答えを見つける体験をしてみませんか?
教育的ねらい
この活動は、目に見えない「風」という自然現象を視覚化することで、お子さんの「五感」を刺激し、「観察力」と「探求心」を育みます。風向や風速の変化を感じ取り、原因と結果を考えることで、科学的な思考の基礎を培います。身近な自然への興味関心を引き出し、環境への意識を高めることにも繋がります。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 軽くて薄い素材(ビニール袋、リボン、スズランテープ、オーガンジーなどの布切れなど)
- 棒状のもの(割り箸、木の枝、ストロー、園芸用支柱など)
- 固定用具(セロハンテープ、マスキングテープ、ビニールタイ、ひもなど)
- 飾り付け用(油性ペン、シール、色紙など、お子さんが好きなもの)
- (オプション)風を受けるための土台(ペットボトル、牛乳パック、空き箱など)
作り方 / 遊び方
小さなお子さんが誤って口に入れないよう、小さな部品は使用しないでください。ひもを使う場合は、首に絡まないよう長すぎないか確認し、必ず大人の目の届く範囲で活動してください。ハサミやカッターを使う際は、大人が扱い、お子さんから目を離さないようにしましょう。
1. 風を受ける飾りを作ろう
まず、風を受けてひらひらする部分を作ります。ビニール袋を細く切ったり、リボンやスズランテープを何本か束ねたり、軽くて動きやすい素材を選びましょう。お子さんと一緒に「どんな色がいいかな?」「長いのと短いの、どっちがいいかな?」とお話ししながら選ぶのも楽しいですよ。油性ペンで絵を描いたり、シールを貼ってカラフルに飾り付けもしてみましょう。
2. 棒に飾りを固定しよう
次に、ステップ1で作った飾りを棒状のものに固定します。割り箸や木の枝、ストローなど、お家にあるものでOKです。テープやひもを使ってしっかりと巻き付けましょう。この時、「しっかりくっつけないと、風で飛んでいっちゃうかもね!」と声をかけながら、一緒に作業することで、集中力や手先の器用さを育むことができます。
3. 風の通り道を探しに行こう!
さあ、完成した「風向・風速オブジェ」を持って、風の通り道を探しに行きましょう!ベランダ、庭、窓を開けた室内など、色々な場所にオブジェを置いてみます。「あれ?こっちに風が吹いてるね!」「わぁ、くるくる回ってる!」と、お子さんの発見を一緒に喜び、言葉にしてあげてください。扇風機やドライヤーの風を当ててみるのも面白いですよ。
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- 「見て、感じて」を大切に: まずは親がオブジェを手に取り、風に当ててみせて「ひゅう〜、くるくる動くね!」「こっちから風が来るね」と、言葉で表現してみましょう。
- 子どもの発見を言葉に: お子さんが「風だ!」と指差したら、「そうだね、風が吹いてるね!」と、その発見を肯定し、言葉で表現する手助けをしてください。
- 「なぜ?」を一緒に考える: 「どうして早く動くんだろう?」「どうしてこっち向きに動くんだろう?」といった疑問を投げかけ、一緒に答えを探す姿勢を見せましょう。
- 自由な探求を促す: オブジェを使って、色々な場所で風を探す遊びを促しましょう。室内で扇風機やドライヤーの風を使うのも良い経験になります。