対象年齢: 3歳頃〜 ジャンル: 生活・身辺自立

「今、何時かな?」100均材料で「くるくる時計ボード」DIY。時間の概念と生活リズムを育もう

「今、何時かな?」100均材料で「くるくる時計ボード」DIY。時間の概念と生活リズムを育もう 完成イメージ

「ママ、まだお風呂じゃないの?」「あと何回寝たら公園行ける?」そんな風に、お子さんが時間について問いかけてくることはありませんか?時計の針をじっと見つめたり、指をさしたり...。時計への興味は、子どもが世界を理解しようとする大切なサインです。この時計ボードは、そんな好奇心を優しく育む第一歩になりますよ。親御さんの「早くして!」が減り、お子さんが自ら時間を意識するきっかけとなることでしょう。

教育的ねらい

この活動では、お子さんがアナログ時計の仕組みを指先で直接触れて理解します。針を動かすことで、数字と時間の関連性を視覚的・触覚的に学び、時間の流れを体感。自分で生活リズムを意識する喜びと、段取りを考える力を育む土台を築きます。モンテッソーリ教育では、具体的な体験を通して抽象的な概念を理解することを大切にしています。

材料と道具

【自作】自分で揃える

  • 厚紙または段ボール(A4サイズ程度、丈夫なもの)
  • 画用紙(白と好きな色を数枚)
  • 割りピン(100円ショップの手芸コーナーなどで手に入ります)
  • ハサミ、カッター(大人が使用)
  • 定規、鉛筆
  • 両面テープまたはのり
  • 油性ペン(黒、赤など)
  • (お好みで)時計の文字盤用テンプレートやシール
  • (お好みで)デコレーション材料(マスキングテープ、シールなど)

【時短】自社キットで揃える

材料集めが大変な方はこちら。必要なものが全て揃っています。

作り方 / 遊び方

安全のためのポイント
ハサミやカッターは大人が使い、お子さんの手の届かない場所で作業しましょう。
割りピンは小さく、誤飲の危険があります。作業中は目を離さず、作業後は必ず数を数え、お子さんの手の届かない安全な場所に保管してくださいね。お子さんが使用する際も、大人が見守るようにしましょう。

1. 時計ボードの土台を作ろう

厚紙や段ボールを土台として、その上に白い画用紙を貼ります。これが時計の文字盤になる部分です。お子さんと一緒に「どんな色の時計がいいかな?」と相談しながら、周りのデコレーション用の画用紙の色を選んでも楽しいですね。

2. 文字盤と針を準備しよう

白い画用紙を丸く切り抜き(直径15~20cm程度)、時計の文字盤を作ります。鉛筆で中心を決め、1から12までの数字を油性ペンで書き込みましょう。慣れてきたら、分の数字も書き加えてもOKです。次に、別の画用紙で長針と短針をそれぞれ作り、中心に割りピンを通す穴を開けておきます。長針は青、短針は赤など、色分けすると分かりやすいですよ。

3. 針を取り付けて組み立てよう

文字盤の中心と、長針・短針の中心の穴を合わせ、割りピンを通して固定します。割りピンの足は、ボードの裏側でしっかりと開いて留めてください。針がスムーズに動くか確認しましょう。もし動きが渋いようであれば、少し緩めに留め直してください。

4. 飾り付けをして完成!

お子さんと一緒に、シールやマスキングテープで時計ボードを可愛く飾り付けましょう。世界に一つだけのオリジナル時計が完成です!完成したら、「くるくる時計ボード」と名前をつけて、お子さんの手の届く場所に置いてあげてくださいね。

遊び方のヒント(提示)

初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。

  • 好奇心を刺激する問いかけ: 「これ、何に見えるかな?」「長い針と短い針、どっちが速く動くかな?」など、お子さんの興味を引き出す言葉で紹介しましょう。
  • 生活との結びつけ: 最初は「長い針が12のところに来たら、絵本を読む時間だよ」「短い針が3を指したら、おやつにしようね」など、具体的な生活習慣と結びつけて提示します。
  • ゆっくりと丁寧に: 大人が実際に針を動かしながら、時間の進み方をゆっくりと見せてあげましょう。焦らず、お子さんのペースに合わせてください。
  • 間違いを指摘しない: お子さんが時間を間違えても、「違うよ」と指摘するのではなく、「じゃあ、あと何分でご飯の時間かな?」のように、一緒に考える姿勢を大切にしましょう。
  • 自由に触らせてあげる: お子さんが自分で針を動かして、自由に時間を設定する時間を十分に与えてあげましょう。それが、時間の概念を体感する一番の学びになります。