【1歳〜】触って、感じて、言葉を育む!100均素材で「感触ボード」DIY
「ねぇ、これなあに?」と、お子さんが指差す先に、ふわふわのぬいぐるみ、ツルツルのテーブル、ザラザラの壁…。好奇心いっぱいの目で、何でも触って確かめようとする姿に、親としては「どんな感じ?」って言葉にしてあげたいけど、なかなか難しいですよね。そんなお子さんの「触りたい!」という探求心を応援しながら、言葉の学びにもつながる『感触ボード』を、身近な100均素材で手軽に作ってみませんか?忙しい日々の合間でも、お子さんの五感を育む素敵な時間を一緒に作れるはずです。
教育的ねらい
この『感触ボード』は、お子さんの「触覚の分化」を促す素晴らしいツールです。触覚の分化とは、指先で様々な感触を細かく感じ分け、識別する力のこと。この力が育つことで、脳の発達を促し、さらに「ツルツル」「ふわふわ」「ザラザラ」といった言葉と実際の感触を結びつけることで、語彙力や表現力も豊かになります。五感をフル活用した探索活動は、お子さんが世界を深く理解し、自ら学ぶ力を育む大切な一歩となるでしょう。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 土台となるボード(段ボール、厚紙、コルクボードなど):1枚
- 様々な感触の素材(例:100均で手に入るもの)
- ふわふわ:フェルト、毛糸、スポンジ、マイクロファイバークロス
- ツルツル:アルミホイル、プラスチックシート、ビニール袋
- ザラザラ:サンドペーパー、麻ひも、大きな木片やコルク片、または直径3cm以上の平らな石(誤飲の危険がないものに限定し、しっかりと固定できるもの)
- プニプニ:プチプチ、ジェルシート
- その他:木片、綿、モールなど、お子さんが興味を持ちそうなもの
- 接着剤(木工用ボンド、グルーガンなど):1本
- はさみ、カッターナイフ:各1本(保護者の方が使用)
作り方 / 遊び方
お子さんが安全に遊べるよう、以下の点に十分ご注意ください。
- 誤飲の危険がある小さな部品や素材は使用しないか、しっかりとボードに固定してください。
- 接着剤が完全に乾くまで、お子さんの手の届かない場所に保管してください。
- カッターやはさみの使用は必ず保護者の方が行い、お子さんが触れないようにしてください。
- 尖ったものや鋭利な素材は避け、角があるものは丸く処理するなど、怪我のないよう工夫しましょう。
- 完成後も定期的に、素材が剥がれていないか、破損していないかを確認してください。
1. 土台ボードの準備
段ボールや厚紙など、お好みの土台となるボードを用意します。お子さんが持ちやすいA4〜B4サイズ程度がおすすめです。角が尖っている場合は、丸くカットしておくと安全性が高まります。
2. 感触素材のカットと配置
集めた様々な感触の素材を、ボードに貼り付けやすい大きさにカットします。お子さんが指先で触りやすいよう、1辺5cm程度の四角や丸にすると良いでしょう。ボードの上に仮置きして、色のバランスや配置を考えます。色々な素材を隣り合わせにすることで、感触の違いがより際立ちます。
3. 素材の接着
配置が決まったら、それぞれの素材をボードにしっかりと接着します。木工用ボンドやグルーガンなど、素材に合わせて適切な接着剤を選びましょう。特に、誤飲の危険がある小さな素材や、剥がれやすい素材は、念入りにたっぷりと接着してください。接着剤が完全に乾くまで、お子さんの手が届かない場所で保管します。
4. 乾燥と最終確認
接着剤が完全に乾いたら、すべての素材がしっかりと固定されているか、手で引っ張ったりして確認します。剥がれそうな箇所がないか、尖った部分がないかなど、お子さんが安全に遊べる状態になっているかを最終チェックして完成です!
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- 見せ方(提示)のコツ:
完成したボードをお子さんの目の前に静かに置き、「さあ、触ってみようか」と優しく声をかけます。無理強いはせず、お子さん自身が興味を持って触り始めるのを待ちましょう。最初はお母さんやお父さんが、指先でそっと触って見せてあげるのも良いでしょう。
- 言葉を添える:
お子さんが何かを触ったら、「これはふわふわだね」「ツルツル気持ちいいね」など、感触を表す言葉をゆっくりと添えてあげましょう。この言葉が、お子さんの語彙力と感触を結びつける大切な架け橋になります。
- 探索活動を尊重する:
お子さんがボードを触っている間は、口出しせず、自由に探索する姿を温かく見守りましょう。どんな風に触るのか、どんな表情をするのか、お子さんの発見の瞬間を大切にしてください。
- 繰り返し楽しむ:
一度だけでなく、色々な場面で繰り返しボードを提示してあげてください。繰り返しの体験が、お子さんの学びを深めます。