【1歳半頃〜】「シャカシャカ、ピタッ!」音の記憶と聴覚を育む「サウンドメモリーマッチング」DIY
「ママ、これ、シャカシャカ!」1歳半になるうちの子は、おもちゃ箱から出てきた小さな容器を振って、目を輝かせていました。中身は空っぽなのに、その音に耳を澄ませ、何度も繰り返す姿を見て、「音って、こんなにも子どもの心を惹きつけるんだな」と改めて感じました。毎日忙しい中でも、子どものそんな発見の瞬間を大切にしたいですよね。
教育的ねらい
この「サウンドメモリーマッチング」は、お子さんの「聴覚の弁別能力(音を聞き分ける力)」を育む活動です。異なる音を聞き分け、同じ音のペアを見つけることで、集中力と記憶力が自然と養われます。また、音に意識を向けることで、普段の生活の中にある様々な音への気づきも促します。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 同じ形の小さな空き容器(6〜8個):100円ショップの調味料ボトルや、小さなペットボトル、プリンカップなどがおすすめです。中身が見えないよう、不透明なものか、後でマスキングテープなどで覆うと良いでしょう。
- 音の素になる身近な材料(それぞれ少量ずつ):
- お米
- 小豆や大豆などの豆類
- 砂や塩
- パスタ(細かく折る)
- ビーズやボタン
- 綿(音なしのペアを作るため)
- 強力な接着剤またはビニールテープ:容器の蓋をしっかり固定するため。
- 油性ペンやマスキングテープ:容器に目印をつけたり、中身を隠したりするため。
作り方 / 遊び方
お子さんの誤飲を防ぐため、容器の蓋は強力な接着剤やビニールテープでしっかりと固定してください。遊ぶ前には必ず大人が外れていないか確認し、破損がないかチェックしましょう。遊び終わったらお子さんの手の届かない場所に保管してくださいね。
1. 容器と音の素を準備する
まず、同じ形の容器を6〜8個用意します。中身が見えない方が、聴覚に集中できるので、不透明な容器を選ぶか、後でマスキングテープなどを巻いて中身が見えないように覆いましょう。次に、音の素となる材料を2つずつペアになるように準備します。例えば、お米を2つ、豆を2つ、砂を2つ、といった具合です。
2. 音の素を容器に入れる
準備した音の素を、ペアになるようにそれぞれの容器に少量ずつ入れます。この時、入れる量は少なすぎず、多すぎず、振った時にしっかりと音が鳴る量を目安にしてください。同じ材料でも、入れる量を変えると音が変わるので、まずは同じ量で試してみましょう。
3. 蓋をしっかり固定する
全ての容器に音の素を入れたら、蓋を閉めます。ここが一番大切なポイント!お子さんが開けて誤飲しないよう、強力な接着剤で蓋を本体に固定するか、ビニールテープを何重にも巻いて、絶対にお子さんの力では開けられないようにしっかりと固定してください。
4. 目印をつけて完成!
中身が分からなくならないよう、容器の底や側面に、ペアが分かるように同じ印(例えば、お米のペアには「A」、豆のペアには「B」など)を油性ペンで書いておきましょう。これで、世界に一つだけの「サウンドメモリーマッチング」の完成です!
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- 静かに見せてあげましょう:最初はママやパパが、そっと容器を振って音を聞く様子を見せてあげてください。「シャカシャカ」「カラカラ」など、音の表現を添えるのも良いですね。
- 「同じ音、どれかな?」と誘いかけ:いくつかの容器を並べ、一つを振ってから「この音と同じ音はどれかな?」と優しく問いかけて、お子さんに探させてみましょう。
- お子さんのペースを大切に:すぐにペアが見つけられなくても大丈夫。焦らず、お子さんが興味を持った時に、自由に音を探す時間をたっぷり与えてあげてください。正解することよりも、音を聞き分けるプロセスそのものを楽しみましょう。
- 言葉で表現を促す:もしお子さんが言葉を話せるようであれば、「どんな音?」「大きい音?小さい音?」など、音について言葉で表現する機会を作ってあげると、語彙力も育まれます。