【1歳半頃〜】「これ、秋の葉っぱ!」季節の移ろいを肌で感じる「自然の宝物ボード」DIY
「ママ、見て!この葉っぱ、赤と黄色だね!」いつもの公園で、お子さんが興奮した声で教えてくれました。何気ないお散歩の途中、小さな手のひらに握られた紅葉。忙しい毎日の中で、つい見過ごしてしまいがちな季節の移ろいを、子どもたちの純粋な目が見つけてくれる瞬間に、ハッとさせられることってありますよね。その感動を、もっと深めてみませんか?
教育的ねらい
この「自然の宝物ボード」は、お子さんの「見て、触って、感じる」力を育みます。モンテッソーリ教育では「感覚教育」と呼びますが、これは五感を使い自然物を分類することで、巧緻性(指先の器用さ)と集中力を高める活動です。また、親子で「これは何かな?」と対話することで、語彙力や知的好奇心を刺激し、身近な自然への愛情を育みます。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 厚手の段ボールやコルクボード(100均やホームセンターで入手可能)
- 木工用ボンドまたはグルーガン(低温タイプ推奨、100均でも)
- 油性ペンまたは鉛筆
- ハサミ(大人用。必要に応じて、安全な幼児用ハサミを大人の監督のもと使用)
- ピンセット(細かいものを扱う場合、100均でも)
- 拾ってきた落ち葉、小枝、木の実、小石など(自然の宝物!)
- 必要であれば、色鉛筆や絵の具(背景を塗る場合)
作り方 / 遊び方
拾ってきた自然物は、よく洗って乾燥させましょう。特に小さな木の実や石は、誤飲の危険があるため、必ず大人が見守りましょう。
グルーガンを使用する際は、火傷に注意し、必ず大人が扱いましょう。
ハサミを使用する際は、必ず大人が使い方を指導し、見守りましょう。特に幼児用のハサミでも、安全に配慮が必要です。
アレルギー体質のお子さんの場合は、特定の植物に触れないよう配慮してくださいね。
1. 自然の宝物を探しに出かけよう!
まずはお子さんと一緒に、近所の公園や庭へお散歩に出かけましょう。「どんな葉っぱがあるかな?」「どんな木の実が見つかるかな?」と声をかけながら、色々な形の落ち葉や木の実、小枝、小石などを自由に拾い集めます。この時、「これは何?」とすぐに教えるのではなく、お子さんが自分で発見する喜びを大切にしましょう。
2. ボードの準備をしよう
拾い集めた自然物は、汚れを落としてしっかり乾燥させましょう。次に、段ボールやコルクボードに、季節のテーマ(例えば「あき」や「なつ」)や、分類したい項目(「葉っぱ」「木の実」「小枝」など)を油性ペンで書き込みます。お子さんが文字を読めなくても、絵や簡単なマークで表現するのも良いでしょう。この下準備は、お子さんが分類する際の目安になります。
3. 宝物をボードに並べて貼ってみよう
準備が整ったら、いよいよ自然物をボードに貼り付けていきます。まずはボンドで貼る前に、お子さんに「どこに置きたいかな?」と尋ね、自由に並べさせてみましょう。分類する楽しさを経験させることが大切です。配置が決まったら、木工用ボンドやグルーガン(大人が補助)を使って、一つずつ丁寧に貼り付けていきます。小さなものを指先で掴み、正確に置く作業は、指先の巧緻性を高めます。
4. 完成したボードを飾って楽しもう
宝物ボードが完成したら、お子さんが見やすい場所に飾りましょう。そして、「これは〇〇ちゃんが拾った赤い葉っぱだね」「このギザギザの葉っぱは、何の木かな?」などと、ボードを見ながら対話を楽しみましょう。季節が移り変わるごとに、新しい宝物を加えていくのも素敵です。お子さんの「なぜ?」「どうして?」を大切に、知的好奇心を引き出しましょう。
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- **子どものペースを尊重する**: 「こうしなさい」と指示するのではなく、「どうしたい?」と問いかけ、お子さん自身の興味やペースに寄り添いましょう。
- **言葉で表現を促す**: 貼り付ける際に「これはツルツルだね」「これはザラザラするね」など、五感を使った言葉で表現を促し、語彙力を豊かにしましょう。
- **失敗しても大丈夫**: 途中で飽きたり、うまく貼れなくても大丈夫。無理強いせず、いつでも中断・再開できる自由さを大切にしましょう。
- **環境を整える**: 作業する場所は、散らかりにくいように新聞紙などを敷き、お子さんが集中できる静かな環境を整えてあげましょう。