対象年齢: 2歳半頃〜 ジャンル: 生活・身辺自立

「これ、何ゴミ?」廃材で「リサイクル分別ゲーム」DIY。地球に優しい心を育む

「これ、何ゴミ?」廃材で「リサイクル分別ゲーム」DIY。地球に優しい心を育む 完成イメージ

「ママ、これ何ゴミ?」と、ある日突然、子どもが牛乳パックを差し出してきました。スーパーでごみ箱の種類を指差したり、道端の空き缶をじっと見つめたり…子どもって、本当に身の回りのことに興味津々ですよね。そんな好奇心の芽を、おうちで楽しく育んでみませんか?身近な廃材を使って、地球に優しい心を育む第一歩を踏み出しましょう。

教育的ねらい

この活動は、ごみの分別を遊びながら学ぶことで、環境への意識を自然と育みます。指先を使って分別する中で「巧緻性(こうちせい:手先の器用さ)」が高まり、物の分類能力や思考力も養われます。さらに、資源を大切にする心や、地球に優しい行動の第一歩につながるでしょう。

材料と道具

【自作】自分で揃える

  • 【ごみ箱の土台】空き箱 3〜4個(お菓子やティッシュの箱など、お子さんが扱いやすいサイズ)
  • 【分別する廃材】牛乳パック、ペットボトル、プラスチック容器(ヨーグルトやプリンのカップ)、お菓子の空き箱、新聞紙、アルミホイル、段ボール、ペットボトルのキャップなど、様々な素材のもの
  • 【分類ラベル用】色画用紙、または油性ペン
  • はさみ(お子さん用と大人用)、のり、両面テープ
  • カッターナイフ(大人用)

【時短】自社キットで揃える

材料集めが大変な方はこちら。必要なものが全て揃っています。

作り方 / 遊び方

安全のためのポイント
小さなお子さんが遊ぶ際は、誤飲の危険がある小さな部品(ペットボトルのキャップなど)に十分ご注意ください。
はさみやカッターナイフの使用時は、必ず大人が付き添い、安全に配慮しながら作業を進めましょう。
廃材は清潔なものを選び、角や切り口で怪我をしないよう処理してください。

1. 分別用ごみ箱を作ろう!

まずは、分別するごみ箱を準備します。空き箱のフタを切り取り、ごみ投入口を作ります。箱の正面には「プラスチック」「紙」「燃えるごみ」など、分別する種類を色画用紙に書いて貼り付けたり、油性ペンで直接書いたりしましょう。お子さんと一緒に「これは何色にしようか?」と相談しながら進めるのも楽しいですよ。

2. 分別する「ごみ」を集めて加工しよう!

牛乳パックやペットボトル、お菓子の空き箱など、集めた廃材を遊びやすい大きさにカットしたり、つぶしたりして準備します。小さすぎると誤飲の危険があるので、お子さんの年齢に合わせて調整してくださいね。様々な素材を用意することで、触覚や視覚を使った学びが深まります。

3. 「これ、何ゴミ?」ゲームスタート!

準備ができたら、お子さんと一緒に遊び始めましょう。廃材を目の前に並べ、「これは何ゴミかな?」と優しく問いかけます。お子さんが考え、正しいごみ箱に入れられたら「よくできたね!」と具体的に褒めてあげてください。間違えても「こっちはどうかな?」とヒントを出し、自ら気づけるように促しましょう。

4. 生活と遊びを繋げよう

遊びに慣れてきたら、実際にごみを捨てる際に「これはさっきゲームで分けたプラスチックだね」などと声をかけ、遊びと実生活を結びつけましょう。お子さんがごみ捨てに興味を持ったら、ぜひお手伝いをさせてあげてください。実体験を通じて、学びがより深く定着します。

遊び方のヒント(提示)

初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。

  • まずは大人がやって見せる: 最初はお子さんにやり方を教えるのではなく、大人が実際に楽しそうに分別する様子を見せてあげましょう。これがモンテッソーリ教育で言う「提示」の基本です。
  • 言葉を添えて説明する: 「これはツルツルしたプラスチックだね。プラスチックのごみ箱に入れようか」など、素材の特徴を言葉で伝えながら分類すると、お子さんの理解が深まります。
  • 自由な発想を尊重する: もしお子さんが間違った箱に入れても、すぐに訂正せず「どうしてそう思ったの?」と問いかけ、お子さん自身の考えを尊重する姿勢が大切です。
  • 成功体験をたくさん積ませる: 最初は簡単な分別から始め、正しくできた時には「すごい!ちゃんと分けられたね!」と具体的に褒めて、達成感を味わわせてあげましょう。
  • 繰り返し楽しむ: 子どもは繰り返しの中で学びを深めます。飽きさせないよう、様々な廃材を準備したり、ごみ箱の種類を増やしたりと工夫して、長く楽しめる環境を作りましょう。