【1歳半〜】「植物のお世話」で育む命への思いやり。おうちモンテの第一歩
1歳半頃になると、パパやママがやっていることを「自分もやりたい!」と真似したがる時期に入ります。これは、子どもが自立に向かって成長している素晴らしいサインです。
モンテッソーリ教育の「日常生活の練習」の中で、おうちですぐに取り入れやすいのが「植物のお世話」。
小さな手で一生懸命に葉っぱを拭いたり、お水をあげたりする姿はとても愛らしく、同時に「自分以外の命を大切にする」という優しい心を育むことにつながります。
おうちモンテ「植物のお世話」ステップアップ
お子さんの成長に合わせて、少しずつお仕事をステップアップしてみましょう。
ステップ1:葉っぱのホコリ拭き(1歳半頃〜)
まずは、水を使わずにできる「葉っぱを拭く」お仕事から。
手のひらサイズの小さなスポンジや、柔らかい布(コットンでもOK)を少しだけ湿らせて渡してあげます。大人が手を添えて「優しく、そーっとね」と見本を見せてあげましょう。
おすすめの植物: 葉が大きくてしっかりしているものが拭きやすくて最適です。例えば、お庭やベランダにあるレモンの木や、室内ならゴムの木、モンステラなどが子どもにとって扱いやすいです。
ステップ2:霧吹きで葉水(2歳頃〜)
指先の力が少し強くなってきたら、霧吹きを使った「葉水(はみず)」に挑戦です。霧吹きのレバーを引く動作は、指先の立派な筋トレ(微細運動)になります!
おすすめの植物: 葉っぱにお水が直接必要なコウモリラン(ビカクシダ)などのシダ植物は、霧吹きのお仕事にぴったりです。お風呂場やベランダに運んで「シュッ、シュッ」と思い切りやってもらうと、子どもも大満足です。
ステップ3:小さなジョウロで水やり(2歳半頃〜)
こぼさずに狙ったところへお水を注げるようになってきたら、いよいよジョウロの出番です。
最初は小さなピッチャーに少量のお水を入れて、「土のところにお水をごくごくさせてあげようね」と声をかけます。
用意するお道具の「ひとてま」ポイント
子どもが「自分専用だ!」と嬉しくなるような、子どもの手に合ったサイズのお道具を用意してあげるのがコツです。
- 小さなスポンジや布: 子どもの手に収まるよう、大人のものを半分や1/4にカットしてあげてください。
- 子どもサイズの霧吹き: 100円ショップの園芸コーナーやコスメコーナーにある、小さめでレバーが軽いものがおすすめです。
- トレイ: お道具を一つのトレイにまとめて「植物のお世話セット」として棚に置いておくと、子どもが自分でお仕事を選びやすくなります。
植物と一緒に育つ、子どもの心
「葉っぱがツヤツヤになったね」「お水飲んで喜んでるね」と声をかけながら一緒にお世話をすることで、子どもは「自分がやったことで、植物が元気になった!」という達成感と自己肯定感を得られます。
お部屋に緑を取り入れながら、親子でゆったりとしたお世話の時間を楽しんでみませんか?