対象年齢: 1歳半〜 ジャンル: 感覚 (五感・探索)

【1歳半頃〜】「カラン、コロン、チリン!」音の高さで遊ぶ「手作り木琴&音階ボトル」DIY

【1歳半頃〜】「カラン、コロン、チリン!」音の高さで遊ぶ「手作り木琴&音階ボトル」DIY 完成イメージ

お子さんがスプーンでコップを叩いたり、おもちゃを振って音を楽しんだりする姿を見たことはありませんか?小さな子どもたちは、身の回りにあるあらゆるものから音を発見し、その響きに目を輝かせます。この純粋な探求心こそが、モンテッソーリ教育が大切にする「敏感期」の一つ、聴覚の敏感期です。今回は、そんなお子さんの「音って楽しい!」という気持ちを大切に育む、手作りの音遊びをご紹介します。おうちにある材料や100円ショップのアイテムで、素敵な音楽の世界を一緒に広げてみませんか?

教育的ねらい

この活動は、お子さんの「聴覚の敏感期」を豊かに育みます。様々な音の高さに触れることで、音感を養い、リズム感を育む土台を築きます。また、木材の長さや水の量が変わると音の高さも変わる、という体験を通じて、音の物理的な性質への素朴な興味を引き出します。自ら音を奏でる喜びは、集中力と探求心を高め、将来の音楽への関心にも繋がるでしょう。

材料と道具

【自作】自分で揃える

  • 木材(木の棒、角材など、長さが異なる数本):100均やホームセンターで
  • 叩く棒(割り箸、菜箸、または100均の木製スプーンなど)
  • 空き瓶(ジャム瓶、ドリンクボトルなど、同じ形・大きさのものが数個)
  • 水
  • 食紅(任意、水の色付け用)
  • ハサミ、カッター(大人用)
  • 木工用ボンドまたは両面テープ(木琴の固定用)
  • フェルトや布切れ(木琴の台座、音の響き調整用)

【時短】自社キットで揃える

材料集めが大変な方はこちら。必要なものが全て揃っています。

作り方 / 遊び方

安全のためのポイント

お子さんが口に入れないよう、小さな部品や木材の破片には十分ご注意ください。
カッターやハサミを使う際は、必ず大人が行い、お子さんの手が届かない場所で作業してください。
水を使う活動ですので、滑りやすい場所での転倒にもご注意を。見守りのもと、安全に楽しみましょう。

1. 手作り木琴を作ってみよう

ホームセンターや100円ショップで手に入る木材(木の棒や角材)を、長さを変えて数本用意します。長い木材は低い音、短い木材は高い音が出ます。これらの木材を、フェルトや布切れを敷いた台座(板など)の上に、木工用ボンドや両面テープで固定します。叩く棒は、割り箸や菜箸、または100均の木製スプーンなどがおすすめです。木材の端から少し内側を叩くと、より良い音が響きますよ。

2. 音階ボトルを準備しよう

同じ形・大きさの空き瓶をいくつか用意し、それぞれに異なる量の水を入れます。水の量が少ない瓶は高い音、多い瓶は低い音が出ます。水の量を変えながら、音の高さの違いを試してみましょう。もし可能であれば、食紅で水に色を付けると、視覚的にも楽しめます。色と音の組み合わせを発見するのも面白いですね。

3. 「カラン、コロン、チリン!」音を奏でてみよう

準備ができたら、お子さんと一緒に音を鳴らしてみましょう。まずは大人がゆっくりと叩いて見せ、「どんな音がするかな?」と語りかけます。お子さんが自由に叩いて、音の違いを発見するのを見守りましょう。叩く強さや場所を変えることで、音の響きが変わることも体験できます。親子で一緒にリズムを奏でるのも楽しいですよ。

遊び方のヒント(提示)

初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。

  • まずは大人がやって見せる「提示」を大切に: 最初にお子さんの前で、大人がゆっくりと丁寧に音を鳴らしてみましょう。叩く棒を持つ手や、音を聴く姿を静かに見せることで、お子さんはこれから始まる活動に集中しやすくなります。
  • 「やってみたい」の気持ちを尊重: 大人がやって見せたら、あとはお子さんの「やってみたい!」という気持ちを大切に、自由に触らせてあげましょう。間違いはありません。お子さん自身のペースで、音の世界を探求する時間を与えてください。
  • 言葉で音を表現: 「高い音だね」「低い音がするね」「優しい音」「響く音」など、音を言葉で表現することで、聴覚と語彙の発達を促します。
  • 結果を求めず過程を楽しむ: 上手に演奏することよりも、音の違いを発見したり、音を出す行為そのものを楽しむことが大切です。お子さんが音に夢中になっている姿を、温かく見守ってあげましょう。