対象年齢: 2歳〜 ジャンル: 感覚 (五感・探索)

【2歳〜】「これと同じ数!」数と量の一致を学ぶ「マッチングボード」DIY

【2歳〜】「これと同じ数!」数と量の一致を学ぶ「マッチングボード」DIY 完成イメージ

最近、お子さんが指をさして「これ、いくつ?」と聞くことが増えませんか?お散歩中に見かけるお花や、おやつのお皿にあるクッキーを数えようとする姿は、数の世界への興味が芽生えている証拠ですよね。そんな好奇心を大切に育みたいけれど、どうしたら良いか悩むことも。大丈夫です!身近な材料で、子どもの「知りたい!」を応援できる素敵な教材が作れますよ。今回は、100均材料で手軽に作れる「マッチングボード」のDIYをご紹介します。

教育的ねらい

この「マッチングボード」は、お子さんが数字の形と、その数に対応する物の量を結びつける手助けをします。例えば、「3」という数字が、3つのブロックと同じ数だと視覚的に理解することで、抽象的な「数」の概念がより具体的に感じられるでしょう。指先を使って小さな部品を操作することで、集中力や器用さも育ちます。遊びを通して、算数の基礎となる論理的思考力を自然と伸ばすことができる、モンテッソーリ教育の考え方に基づいた活動です。

材料と道具

【自作】自分で揃える

  • MDF材や厚紙、カラーボードなど(A4〜A3サイズがおすすめ)
  • 油性マジックペン(数字を書く用)
  • 数字のシール(なくてもOK)
  • 小さなフェルトボール、ポンポン、ボタン、木製ビーズなど(誤飲しないサイズのものを複数色)
  • 木工用ボンドまたはグルーガン
  • カッター、カッターマット、定規(MDF材を使う場合)
  • ハサミ(厚紙の場合)
  • 必要であれば、マジックテープ(数字の下に貼って、部品を固定できるように)

【時短】自社キットで揃える

材料集めが大変な方はこちら。必要なものが全て揃っています。

作り方 / 遊び方

安全のためのポイント
小さなお子さんが使う教材なので、誤飲には十分注意しましょう。特に小さな部品は、必ず大人の目の届く範囲で使用し、遊び終わったらすぐに手の届かない場所へ保管してください。ボンドなどが完全に乾くまで触らせないようにし、角が尖っている場合はヤスリなどで丸くするとより安全です。

1. ボードに数字を配置しよう

まずは土台となるボードを準備します。MDF材を使う場合は、カッターでA4〜A3サイズにカットしましょう。厚紙やカラーボードの場合はそのまま使えます。次に、ボードに油性マジックで数字の「1」から「10」までを書き込むか、数字のシールを貼ります。数字の下には、その数に対応する部品を置くスペースとして、小さな円や四角の枠を書いておきましょう。マジックテープを貼っておくと、部品を固定しやすくなります。

2. マッチング用の部品を準備しよう

数字と対応させるための小さな部品を準備します。フェルトボールやポンポン、ボタン、木製ビーズなど、お子さんが指でつまみやすい大きさのものを選びましょう。例えば、「1」には1つ、「2」には2つ…と、数字の数だけ用意します。色々な色の部品を用意すると、見た目も楽しくなりますね。これらを小さな器やトレーに分けて入れておくと、お子さんが取り出しやすくなります。

3. さあ、遊び始めてみよう!

準備ができたら、お子さんと一緒に遊び始めましょう。まずは大人が「1」の数字のところにポンポンを一つ置く様子を、ゆっくりと言葉少なに見せてあげてください。次に「2」のところには二つ、と続けて見せます。お子さんが興味を示したら、「次は〇〇ちゃんの番だよ」と促し、自由に触らせてあげましょう。最初はうまくできなくても大丈夫。焦らず、お子さんのペースを見守ってあげてくださいね。

遊び方のヒント(提示)

初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。

  • 静かな環境で:集中しやすいよう、テレビや賑やかな音がしない落ち着いた場所で始めてみましょう。
  • ゆっくりと、言葉少なに:大人がお手本を見せる時は、ゆっくりと動作し、言葉は最小限に。お子さんが「自分でやってみたい」という気持ちを大切にします。
  • 間違いを指摘しない:もしお子さんが間違っていても、すぐに指摘せず、もう一度大人が正しいやり方を見せてあげましょう。お子さん自身が気づく機会を与えます。
  • できた喜びを共有:完成したら「できたね!」と、お子さんの達成感を一緒に喜びましょう。結果だけでなく、取り組む過程を大切にします。
  • 「お仕事」として提示:モンテッソーリ教育では「お仕事」と呼びます。遊びの前に「〇〇ちゃん、今日はお仕事する?」と誘ってみるのも良いでしょう。