【2歳半頃〜】「僕のミニ畑!」種から育てる喜びを体験!100均ボトルで「観察プランター」DIY
「ねぇママ、これなに?」公園で息子が指さしたのは、アスファルトの隙間から顔を出す小さな緑の芽。毎日慌ただしく過ぎる中で、子どもの「なぜ?」にゆっくり応えられない自分に、ちょっぴり罪悪感を感じることもありますよね。でも、そんな忙しい日々だからこそ、身近な材料で命の不思議に触れる時間を作ってあげたい。子どもの知的好奇心と優しい心を育む、そんな願いを叶える「おうちモンテ」のアイデアをご紹介します。
教育的ねらい
この活動は、種から芽が出て葉を広げる命の神秘を五感で感じ、成長する様子をじっくり観察する力を育みます。水やりなどの責任あるお世話を通して、命を慈しむ心や集中力、忍耐力も自然と培われます。忙しい毎日の中でも、お子さんの「なぜ?」を大切にする素晴らしい機会となるでしょう。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 透明なペットボトル(500ml〜1L程度、炭酸飲料用などしっかりしたもの)1本
- キッチンばさみ、またはカッターナイフ(大人用)
- 油性ペン
- 脱脂綿またはコットン(化粧用コットンでもOK)
- お好みの種(ラディッシュ、かいわれ大根、インゲン豆など、発芽しやすいものがおすすめ)
- 水
- 受け皿(お菓子の空き箱やプラスチックトレイなど)
作り方 / 遊び方
カッターやハサミを使う際は、必ず大人が行い、お子さんの手が届かない場所で作業してください。小さな種は誤飲の危険があるため、特に小さなお子さんが口に入れないよう、目を離さず十分ご注意ください。作業中に水がこぼれる可能性があるので、新聞紙などを敷くと安心です。
1. 「観察窓」を作ろう!
まず、ペットボトルの側面を油性ペンでマークします。ボトルの底から5cmほど上と、そこからさらに10cmほど上の位置に横線を引きます。この2本の線の間に、縦に2本の線を引いて窓の形を描きます。描いた窓の3辺(上、下、片方の縦)をカッターまたはキッチンばさみで丁寧に切り開いてください。窓の開閉ができるように、もう片方の縦は切り残します。切り口は滑らかに整えましょう。
2. 種のベッドを準備
切り開いた窓からペットボトルの中に、脱脂綿やコットンをふんわりと詰めます。窓から種が見えるように、綿の量を調整してください。綿が乾燥しないように、水を少量ずつ含ませて湿らせましょう。底に水が溜まりすぎないように注意し、湿らせる程度でOKです。
3. 「僕のミニ畑」に種をまこう
いよいよ種まきです。お子さんと一緒に、湿らせたコットンの中に種を数粒置きます。窓からよく見える位置にそっと置いてあげましょう。種と種の間に少し間隔をあけると、発芽した時に観察しやすくなります。「ここがお豆さんのお家になるんだね」などと、優しく声をかけてあげてください。
4. 毎日のお世話と観察
種をまいたら、受け皿に乗せて、お子さんの手の届く場所に設置します。毎日、霧吹きなどでコットンが乾かないように水をあげましょう。お子さんに「お水あげてくれる?」と促し、お世話を任せてみてください。数日後には小さな芽が出てくるはずです。芽が出てきたら、「わぁ、お豆さんがお顔を出したね!」などと、一緒に感動を分かち合い、成長の様子をじっくり観察しましょう。
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- 「一緒にやってみようか?」と誘う: 強制するのではなく、お子さんの興味を引き出すように優しく誘いかけましょう。
- ゆっくり、丁寧に: 大人が手本を見せる際は、一つ一つの動作をゆっくり、はっきりと行います。言葉もシンプルに。「種をそっと置くよ」「お水は優しくね」など。
- 五感で感じる言葉かけ: 「つるつるの種だね」「お水の匂いがするね」など、五感を刺激する言葉で、お子さんの気づきを促しましょう。
- 結果を焦らない: 発芽には時間がかかります。毎日変化がなくても「まだかな?楽しみだね」と、待つ時間も大切に伝えてあげましょう。
- 成功体験を大切に: 小さな芽が出たら「すごいね!〇〇ちゃんがお世話したからだね!」と、お子さんの努力を具体的に褒めてあげてください。