【2歳半頃〜】「これ、何杯かな?」100均計量カップで「計量のお仕事ボード」DIY。指先と量の概念を楽しく育もう
「ねぇ、これ何杯かな?」お子さんがお台所で計量カップをじっと見つめたり、おままごとで一生懸命コップに何かを注いでいる姿、ありませんか?日常のふとした瞬間に見せる「もっと知りたい!」という探求心は、お子さんの成長の宝物。そんな好奇心を、身近な材料で楽しく育む「計量のお仕事」をご紹介します。
教育的ねらい
この活動は、モンテッソーリ教育でいう「感覚教育」と「日常生活の練習」を兼ねています。計量カップやスプーンで水や乾燥豆を「正確に計る」体験を通して、「多い・少ない」「同じ量」といった量の概念を視覚と触覚で学びます。目と手の協応、微細運動能力、集中力を養い、「自分でできた!」という達成感が自己肯定感を育みます。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 計量カップ(大小いくつかあると楽しいです)…100円ショップ
- 計量スプーン(大さじ・小さじ)…100円ショップ
- お盆またはトレー(こぼれても大丈夫なように)…100円ショップ
- 乾燥豆、米、または水(お子さんの年齢や状況に合わせて)…スーパー
- 小さな容器(計量したものを入れる用)…100円ショップ
- 小さな漏斗(オプション)…100円ショップ
- スポンジやタオル(こぼれた時用)
作り方 / 遊び方
乾燥豆を使用する際は、誤飲の危険がないか必ず見守ってください。
水を使用する場合は、滑りやすい床での活動は避け、必ず大人がそばで見守りましょう。
使用する器具に鋭利な部分がないか確認し、安全なものを選びましょう。
1. 材料を準備しよう
まずは、100円ショップなどで計量カップ、計量スプーン、お盆、そして計量する材料(乾燥豆やお米など)を揃えましょう。お子さんが興味を持ちやすいカラフルなカップなども良いですね。
2. 「お仕事ボード」をセッティング
お盆の上に、計量カップやスプーン、計量する材料を入れた容器、そして計量したものを入れる空の容器を並べます。こぼれた時にすぐに拭けるよう、近くにタオルを置いておくと安心です。これが、お子さん専用の「お仕事ボード」になります。
3. 実際に計量してみよう!
お子さんの前で、ゆっくりと静かに「提示」をします。例えば、「このカップに、このスプーンで3杯入れてみようね」と言いながら、実際にお手本を見せます。言葉は最小限にし、お子さんが自分でやってみるのを促しましょう。最初はこぼしても大丈夫。「できた!」という達成感を大切に見守ってください。
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- ゆっくり、静かに: お子さんの注意を惹きつけ、集中力を高めるために、一つ一つの動作をゆっくりと、言葉をかけすぎずに静かに行いましょう。
- 手本を見せる: 最初は大人がお手本を見せます。計量の仕方、こぼれた時の拭き方まで、一連の流れを丁寧に見せてあげてください。
- 言葉は最小限に: 「これは何?」と問いかけるのではなく、「〇〇を〇〇に入れるね」のように、動作を説明する言葉に留めましょう。
- 見守る姿勢: お子さんが自分でやってみたがったら、口出しせずに見守りましょう。失敗しても怒らず、「お手伝いしようか?」と優しく声をかける程度に。
- 環境を整える: お子さんがすぐに取り組めるよう、いつも同じ場所に「お仕事ボード」を準備しておくと良いでしょう。