「これ、どっちが長い?」100均材料で「長さ比べスティック」DIY。視覚で学ぶ「長さ」の概念と順序
「ママ、これながーい!」「こっちはちっちゃい!」と、お子さんが身の回りのものを見て、ふとそんな言葉を発することはありませんか?子どもたちは、直感的に「長さ」の違いを感じ取っています。でも、「長い」「短い」って、どうやって教えてあげたらいいのかしら?そんな風に感じているママやパパも多いのではないでしょうか。
教育的ねらい
この活動では、様々な長さのスティックを視覚的に比較することで、「長い」「短い」といった抽象的な概念を具体的に学びます。物を順序立てて並べることで、集中力や論理的思考力が育まれ、日常生活で使う言葉の理解も深まります。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 割り箸 または 竹ひご(多めに)
- カッターナイフ または ハサミ(材料のカットは大人が行います)
- 定規
- 鉛筆
- 油性ペン または 色鉛筆(スティックに色をつけるため)
- 紙やすり(任意:切り口を滑らかにするため)
- 収納用の箱や袋(任意)
作り方 / 遊び方
カッターやハサミを使う際は、必ず大人が行い、お子さんの手が届かない場所で作業してください。
スティックの先端が鋭利にならないよう、切り口は丁寧に処理しましょう。特に小さなお子さんが誤飲しないよう、目を離さないでください。
1. スティックの長さを決めて印をつける
まず、割り箸や竹ひごを準備します。様々な長さのスティックを作るのがポイントです。例えば、5cm、7cm、9cm、11cm、13cm、15cmといったように、2cmずつ長さを変えて印をつけていきましょう。全部で5~7種類くらいの長さがあると良いでしょう。定規と鉛筆を使って、正確に印をつけてくださいね。
2. スティックをカットし、色をつける
印をつけた線に沿って、カッターナイフやハサミでスティックを丁寧にカットします。切り口がギザギザしたり、鋭利になったりしないよう注意してください。必要であれば、紙やすりで切り口を滑らかにすると安全性が高まります。次に、それぞれのスティックに油性ペンや色鉛筆で色をつけます。同じ長さのスティックは同じ色にするなど、視覚的に分かりやすくすると、後で子どもが遊びやすくなります。
3. 子どもへの提示と遊び方
完成したスティックを、子どもに見やすいようトレーやマットの上に準備します。大人がまず、一番短いものから一番長いものへと、静かに、そしてゆっくりと順序よく並べて見せます。この時、余計な言葉は控え、「長い」「短い」といった言葉をさりげなく使う程度にしましょう。大人が並べ終えたら、一度バラバラにして、「さあ、やってみようか」と、子どもにそっと促します。子どもが自由に触れ、並べられるよう見守りましょう。
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- 静かに、ゆっくりと: 大人が模範を示す際は、言葉少なめに、一つ一つの動作を丁寧に行いましょう。子どもの集中力を引き出す大切な時間です。
- 間違いを訂正しない: 子どもが間違って並べても、すぐに直してあげないでください。子ども自身が「あれ?」と気づき、自分で解決する過程が学びにつながります。
- 子どものペースを尊重: 遊びの時間は、子どもの興味や集中力に合わせて。無理強いせず、いつでも中断・再開できる環境を整えましょう。
- 言葉を添える: 子どもが並べ終わったら、「長いね」「短いね」「一番長いのはどれかな?」など、具体的な言葉で問いかけて、概念の定着を促しましょう。