【2歳頃〜】「自分で着せられる!」100均フェルトで「着せ替え人形ボード」DIY。指先と生活スキルを楽しく育もう
「ママ、自分で!」2歳を過ぎた頃から、お子さんがそう言って着替えに挑戦しようとする姿、増えていませんか?ボタンがうまくはまらなかったり、ファスナーが引っかかったり。「もう、ママがやってあげる!」とつい手伝いたくなるけれど、その「自分でやりたい」気持ち、大切に育んであげたいですよね。
教育的ねらい
この「着せ替え人形ボード」は、お子さんの「自分で着たい」という意欲を応援します。ボタンを留める、ファスナーを上げる、スナップをはめる、といった指先の細かな動き(これを「巧緻性(こうちせい)」と言います)を、遊びながら自然に習得。服の構造を理解し、自分の身の回りのことを自分でする力「自立心」を育む、モンテッソーリ教育の「日常生活の練習」にぴったりのアクティビティです。
材料と道具
【自作】自分で揃える
- 厚手のフェルト(ボードの土台用、人形の体用、服のパーツ用):数色、100均で手に入ります
- ボタン:大小様々なサイズ、数種類(服の数だけ)
- ファスナー:数本(長さ10〜20cm程度、100均や手芸店で)
- スナップボタン:数組(縫い付けタイプがおすすめ)
- マジックテープ:少量(必要であれば)
- 手芸用ボンドまたは布用両面テープ、裁縫道具(針、糸)
- ハサミ
- (オプション)木製パネルや厚紙:フェルトボードの土台をしっかりさせたい場合に
作り方 / 遊び方
小さなボタンやスナップボタンは、お子さんが口に入れてしまう危険性があります。
必ずしっかりと縫い付けるか、ボンドで強力に接着してください。
遊び始める前に、大人が引っ張って取れないか確認しましょう。
遊ぶ際は、必ず大人の目の届く範囲で行ってください。
1. ボードと人形の土台を作ろう
まず、ボードの土台となるフェルト(または木製パネルに貼ったフェルト)を用意します。その上に、フェルトで人形の体の形(頭、胴体、手足など)を切り出し、ボンドや縫い付けでしっかりと固定しましょう。人形の顔はシンプルに、または描かなくてもOKです。
2. いろいろな「お洋服」をデザインしよう
次に、着せ替え用のお洋服をフェルトでたくさん作ります。シャツ、ズボン、スカート、ワンピースなど、お子さんが興味を持ちそうな形をいくつか用意しましょう。それぞれの服に、ボタンとボタンホール、ファスナー、スナップボタン、マジックテープなど、異なる種類の留め具を取り付けます。縫い付けの場合は、お子さんが引っ張っても取れないよう、しっかりと縫い付けてくださいね。
3. 遊びの準備を整えよう
作ったお洋服を、人形ボードの近くにきれいに並べます。最初はボタンの少ない服から、慣れてきたらファスナーやスナップボタンのある服へと、段階的に増やしていくと良いでしょう。お子さんがすぐに手に取れるような場所、例えば床や低いテーブルの上に設置してください。
遊び方のヒント(提示)
初めてのおもちゃに出会った時、子どもは使い方が分かりません。大人が「提示(ていじ)」をして見せましょう。
- ゆっくり、丁寧に提示する: 最初は大人が、実際にボタンを留めたり、ファスナーを上げたりする様子を、言葉を少なく、ゆっくりと見せてあげましょう。お子さんが「やってみたい」と思うまで待ちます。
- 間違いを訂正しない: お子さんがうまくできなくても、すぐに手伝ったり、間違いを指摘したりせず、見守ってあげてください。自分で気づき、やり直すプロセスが学びになります。
- 集中を尊重する: お子さんが夢中になって遊んでいる時は、話しかけたり邪魔したりせず、集中している時間を大切に見守りましょう。
- 達成感を味わう: 自分で着せ替えができた時には、「できたね!」と喜びを分かち合い、達成感を味わわせてあげてください。